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東京の障害者割引

どの施設が無料で、どこが半額になるのか。窓口でどんな書類を提示すればよいかを整理しました。

東京の障害者割引は一貫していて寛大です。国立博物館の多くと主要な有料観光施設では、日本の障害者手帳を持つ方と介護者1名が、無料または半額で入場できます。日本の手帳を持たない海外からの旅行者の場合、出身国の障害者カードと写真つき身分証明書で対応してもらえるケースがほとんどです。

主なパターンは2つです。国立博物館(東京国立博物館、国立科学博物館、国立西洋美術館)と新宿御苑は、障害のあるご本人と介護者1名が無料です。商業施設(東京スカイツリー、東京タワー)は、ご本人と1〜2名の介護者に半額の障害者料金を適用しています。

計画の補足を2点。皇居東御苑はすべての来園者が無料なので、別途の障害者割引はありません。浅草寺の境内も無料で、段差のないアクセスが可能です。手帳、写真つき身分証明書、そして可能であれば、海外からの旅行者として確認を求められたときのためにパスポートも持参してください。

東京の主要施設における障害者割引

東京の主要施設における障害者割引
施設一般料金障害のある来場者同伴者
東京国立博物館(上野)通常料金 1枚1,000円障害者手帳の提示で無料介護者1名無料
国立科学博物館(上野)通常料金 1枚630円障害者手帳の提示で無料介護者1名無料
国立西洋美術館(上野)通常料金 1枚500円障害者手帳の提示で無料介護者1名無料
新宿御苑通常料金 1枚500円障害者手帳の提示で無料介護者1名無料
東京スカイツリー(天望デッキ)公式サイトの通常料金公式サイトの障害者料金手帳1冊につき同伴者1名まで割引料金
東京タワー(メインデッキ)通常料金 1枚1,500円障害者料金 1枚750円手帳1冊につき介助者1名 割引料金
皇居東御苑全ての来園者が無料無料(一般と同じ)無料(一般と同じ)
浅草寺(浅草)境内への入場は無料無料(一般と同じ)無料(一般と同じ)

日本の制度 障害者手帳と、旅行者が代わりに用意するもの

日本の障害者手帳は主に3種類あります。身体障がい者手帳、療育手帳(知的障害)、精神障がい者保健福祉手帳です。被爆者健康手帳をお持ちの方も、一部施設で同様に扱われます。

短期滞在の旅行者は、日本の手帳の交付対象外です。実務上、ほとんどの施設では出身国の障害者カードと写真つき身分証明書を窓口で提示すれば対応してもらえます。一部の施設では、無料適用に日本の手帳を求めるなど、より厳格な運用をしています。出身国で発行された証明書類とパスポートをすべて持参のうえ、無人の自動券売機ではなく有人の窓口でお尋ねください。

上野公園の博物館群 国立3館、いずれも無料

上野公園の国立3館は、いずれも障害者手帳所持者と介護者1名を無料とする同じルールを採用しています。東京国立博物館(東博)、国立科学博物館(科博)、国立西洋美術館(西美)の3館です。

東博の総合文化展(平常展)の一般料金は1,000円。障害者手帳をお持ちの方と介護者1名は、入館時に手帳を提示すれば無料です。科博は一般・大学生630円で、同じく手帳所持者と介護者1名が無料です。受け入れる証明書類の範囲がやや広く設定されています。

西美は一般500円。常設展は、高校生以下および18歳未満、65歳以上の方、障害者手帳をお持ちの方と付添者1名が無料です。3館いずれも、特別展は別料金で、同じ割引が適用されない場合があります。窓口でご確認ください。

新宿御苑 国立の庭園にも同じ無料パターン

新宿御苑は、東京都心にある3つの大規模庭園のひとつで、車椅子で訪れる方にとって最もアクセシブルです。イギリス式風景式庭園とフランス式整形庭園を結ぶ主園路は舗装されています。

一般入園料は500円。身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方と介助者1名は、有人窓口で手帳を提示すれば無料で入園できます。補助犬は同伴可能です。

実用面での注意が2点あります。1つ目は、複数ある入口のうち、車椅子で完全に問題なく利用できるのはJR新宿駅南東口に最も近い新宿門の有人窓口だけだということ。2つ目は、障害者割引には手帳の現物提示が必要で、写真のコピーや画像では受け付けられない点です。携帯のしやすさを踏まえて計画してください。

スカイツリーと東京タワー 商業施設の半額パターン

都心の2大展望タワーは、いずれも無料ではなく障害者料金を適用します。東京スカイツリーは、障害者手帳をお持ちの方と、手帳1冊につき同伴者1名までを障害者料金の対象としています。対象となる手帳は主に4種類で、身体、精神、療育、被爆者健康手帳です。

東京タワーは数値の記載がより具体的です。メインデッキの一般料金は大人1,500円、障害者料金は750円で、手帳1冊につきご本人と介助者1名に適用されます。提示書類には、身体、療育、精神、被爆者、指定難病などの手帳の原本が含まれます。

購入は、自動券売機ではなく有人窓口でお願いします。係員が書類を確認のうえ、料金を適用します。スカイツリーは障害者料金の専用ページを公開しており、東京タワーは通常料金表の隣にポリシーを掲載しています。

無料の2エリア 皇居東御苑と浅草寺

東京で最も多く訪問される観光地のうち、2か所はそもそも全員が無料です。別途の障害者料金はありません。皇居東御苑は旧本丸の跡地に整備された公開区域で、入園料も事前予約も不要と明記されています。

敷地は概ね舗装または整地されていて、大手門から車椅子で入園できます。入口に多目的トイレがあり、隣接する大手町駅にもエレベーターがあります。月曜日と金曜日、12月28日から1月3日は閉園です。

浅草の浅草寺も、境内への入場は無料です。東京観光公式サイトには、車椅子スロープ、エレベーター、多目的トイレが境内にあると掲載されています。本堂や周辺の境内については、参拝に料金はかかりません。

書類と有人窓口のルール

用意したい書類は3つです。1つ目は、出身国発行の障害者カード、証明書、またはパス。できれば障害者用のピクトグラムが付いたものが望ましいです。2つ目は、12か月以内の日付で発行された医師の所見書(レターヘッド入り)。症状と介護者の同伴が必要であることを記載したもの。3つ目は、本人確認のためのパスポートです。

障害者料金がある施設では、オンライン購入や自動券売機ではなく、有人窓口でお買い求めください。係員が手帳または出身国の障害者カードを確認したうえで、料金を手作業で適用します。窓口に到着する前に書類を出しておくと、列がスムーズに進みます。

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