上野動物園の車椅子アクセシビリティ
東園・西園の舗装路、各門での車椅子貸出、園内の多目的トイレ、そして手帳所持者と介護者1名の無料入園。
恩賜上野動物園は1882年に開園した、日本で最も古い動物園です。台東区上野公園の中心に位置し、東園(ジャイアントパンダ、アフリカの平原、小獣館)と西園(こども動物園、熱帯鳥類館、ホッキョクグマ舎)の2つに分かれています。
車椅子で訪れる方にとって、園内は動きやすい構成です。JR上野駅公園口に最も近い表門は段差なし、東園・西園の主要園路はアスファルト舗装、両園を結ぶ地下通路も完全に段差なし。各門で車椅子の貸出があり、園内には多目的トイレが配置されています。一般入園料は600円。障害者手帳をお持ちの方と介護者1名は無料で入園できます。
所要時間は3〜4時間が目安。両園を一周し、昼食休憩も含めたコースです。東園と西園を結んでいたモノレールは2019年に安全上の理由から運休しましたが、両園間の段差なしの地下通路ですべての来園者がスムーズに移動できます。
バリアフリー対応の概要
| 項目 | 詳細 | ステータス |
|---|---|---|
| 表門の段差のない入口 | JR上野駅の公園口にもっとも近い表門(メインゲート)は完全に段差なし。池之端門(西側)と弥生門(北側)も段差なしです。券売と手荷物検査は地上で行われます。 | バリアフリー確認済み |
| 舗装路と段差なしの地下通路 | 東園・西園とも、ゆるやかな起伏のアスファルト舗装路で構成されています。両園は、廃止されたモノレール線の下を走る段差なしの歩行者用地下通路で結ばれています。 | バリアフリー確認済み |
| 各門での車椅子貸出 | 表門のインフォメーションセンターで車椅子を貸し出しています。無料・先着順。貸出と返却は同じ門で行います。 | 一部確認済み |
| 園内に多目的トイレ | 多目的トイレは、表門、東園のパンダ舎付近、西園のこども動物園とホッキョクグマ舎の付近にあります。トイレ間隔は車椅子で10分以内です。 | 一部確認済み |
| 障害者手帳所持者と介護者1名が無料 | 障害者手帳をお持ちの方と介護者1名は、無料で入園できます。無料適用は有人券売窓口で手帳を提示して受け付けます。海外からの旅行者は、出身国の障害者カードとパスポートで代用します。 | バリアフリー確認済み |
| 有人窓口での優先対応 | 障害者料金は、各門の有人券売窓口で受け付けます。車椅子のお客様は通常の列を避けて窓口へ進めます。パンダ舎は、混雑する週末には別途の時間指定整理券を配布する場合があります。整理券も有人窓口で受け取ります。 | 一部確認済み |
| 最寄りのバリアフリー交通 | JR上野駅はJR山手線、JR常磐線、東京メトロ銀座線、日比谷線で段差なしで利用できます。公園口(こうえんぐち)から表門まで徒歩5分の段差なし。 | バリアフリー確認済み |
| 補助犬同伴ポリシー | ハーネスを着けた補助犬は園内の公開エリアに同伴できます。一部の獣舎では入場制限がある場合がありますので、表門のスタッフにご確認ください。 | 一部確認済み |
概要
恩賜上野動物園は1882年、上野公園南端の新たな帝室博物館の付帯施設として開園しました。日本最古の動物園で、入園者数は年間約350万人と国内随一。最も有名なのは、東園のジャイアントパンダで、1972年から中国から貸与され、ほとんどの週末は長い行列ができます。
一般大人入園料は600円。障害者手帳をお持ちの方と介護者1名(手帳保持者ごとに1名)は無料で入園できます。東京都による「みどりの日(5月4日)」「こどもの日(5月5日)」の無料公開にも参加しています。
車椅子利用者のおすすめ入口
もっとも直接的な段差なしの入口は、表門(メインゲート)です。JR上野駅の公園口から段差なしで徒歩5分。有人窓口でチケットを購入し、必要であればインフォメーションセンターで貸出車椅子を受け取りましょう。
池之端側からアプローチする場合は池之端門(西側)、上野公園の弥生側からアプローチする場合は弥生門(北側)が便利。どちらも段差なしで、規模は小さめのインフォメーションセンターを備えます。
各園で見どころとなる場所
東園 ジャイアントパンダ、アフリカの平原(キリン、シマウマ、ダチョウ)、ゴリラ・トラの森、小獣館、アジアゾウなどを展示。舗装路と段差なしの観覧通路が園内全体に続きます。
西園 小獣を扱うこども動物園、熱帯鳥類館、ホッキョクグマ舎、アザラシ池、小鳥館などを展示。舗装路で、ホッキョクグマ舎には段差なしの水中観覧窓があります。
東園と西園の間の地下通路 廃止されたモノレール線の下を走る、完全に段差なしの屋根付きトンネル。全長約200m、照明と案内表示も完備しています。
トイレと休憩スポット
多目的トイレは、表門、東園のパンダ舎付近、西園のこども動物園付近にあります。手すり、スタッフ呼出ボタン、表門の施設には大人用おむつ替えスペースも備えます。
ベンチと屋根付きの休憩エリアが園内各所に配置されています。東園にはアフリカの平原近くに広いピクニック広場があり、段差なしの座席を備えます。西園にはホッキョクグマ舎付近に屋根付きのカフェがあります。
アクセス
地下鉄 東京メトロ銀座線または日比谷線で上野駅へ。公園口を利用、エレベーター付き。表門まで徒歩5分の段差なし。
JR JR山手線またはJR常磐線で上野駅へ。同じく公園口、段差なし。
その他鉄道 成田空港から京成スカイライナーで京成上野駅、そこからJR上野駅の公園口まで徒歩5分の段差なし。
福祉タクシー 公園通り沿いの動物園表門までの車椅子対応タクシーを事前予約できます。
車椅子で訪れる方へのヒント
ジャイアントパンダを目当てに来園される場合は、開園直後の早い時間がおすすめ。週末はパンダ舎に午前中半ばから長い行列ができます。
不忍池への立ち寄りが便利です。動物園の池之端門は不忍池に通じており、上野公園南端の大きな蓮池の周囲を段差なしで散策できます。
両園を回るペースに余裕を。東園と西園を合わせると歩く距離は長くなります。アフリカの平原と地下通路の間にあるピクニック広場で休憩を入れてから、西園に進むのが現実的です。
月曜は避けましょう。動物園は月曜休園です。学校休暇期間以外の平日が、もっとも静かに楽しめます。
基本情報
住所 東京都台東区上野公園9-83。来園者入口 表門(メインゲート)、池之端門(西側)、弥生門(北側)。すべて段差なし。開園時間 9:30〜17:00、最終入園16:00、月曜休園。入園 一般600円、障害者手帳をお持ちの方と介護者1名は無料。所要時間の目安 3〜4時間。
周辺のバリアフリー観光地
東京国立博物館、科博、国立西洋美術館はいずれも、上野公園の平坦な舗装路で結ばれています。不忍池は池之端門から西へ段差なしで散策可能。浅草の浅草寺は東京メトロ銀座線で東へ6分です。
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