皇居東御苑の車椅子アクセシビリティ
入園無料、事前予約不要。大手門から段差なく入園でき、旧江戸城本丸跡まで舗装された園路で進めます。
皇居東御苑は、1603年から1868年まで徳川将軍家の居城だった旧江戸城の本丸跡にあります。現在の皇居の敷地内に位置し、東京駅から徒歩数分。入園は無料で、週6日開園しています。
車椅子で訪れる方にとって、東御苑はわかりやすい場所です。メインの大手門には、櫓の脇に段差のないアクセス路があり、園内の主園路は舗装または整地された緩やかな勾配。3つの門にはそれぞれ多目的トイレがあり、本丸の頂上にある芝生広場へは、休憩できるベンチを備えた舗装スロープで上がれます。
所要時間は2〜3時間が目安です。メインルートは、大手門から本丸へ続くスロープを上り、本丸の芝生広場と旧天守台の石垣を回ったあと、平川門または北桔橋門から退出する流れです。距離は約1.5kmで、大手門から本丸広場までゆるやかな上り坂が続きます。
バリアフリー対応の概要
| 項目 | 詳細 | ステータス |
|---|---|---|
| 大手門からの段差のない入園 | 大手門には、櫓の脇に石畳の段差のない通路があります。平川門と北桔橋門も、舗装された経路で段差なく入園できます。各門の手荷物検査は地上レベルで行われます。 | バリアフリー確認済み |
| 本丸内の舗装された園路 | 本丸内の主園路は、舗装または整地砂利の緩やかな勾配でつながっています。城の段差を上る歴史的な石段ルートには、舗装されたサイドスロープが用意されています。本丸広場の縁部は舗装されています。 | バリアフリー確認済み |
| 門での車椅子貸出 | 大手門に近い三の丸尚蔵館の事務所で車椅子を借りられます。台数に限りがありますので、入園前に門の受付窓口でお声がけください。無料で利用できます。 | 一部確認済み |
| 各門に多目的トイレ | 大手門、平川門、北桔橋門にはそれぞれ多目的トイレがあります。大手門入口のトイレは最も広く、大人用おむつ替え台も備えられています。 | 一部確認済み |
| 全ての来園者が無料 | 皇居東御苑はすべての来園者が無料です。チケットがないため、別途の障害者料金もありません。敷地内の三の丸尚蔵館も無料です。 | バリアフリー確認済み |
| 列の管理なし | 東御苑にはチケット制の入園がありません。門で小さな入園票を受け取り、退園時に返却するしくみで、入園票は無料です。庭園自体への入場待ち行列はありません。 | バリアフリー確認済み |
| 最寄りのバリアフリー交通 | 大手町駅(東京メトロ丸ノ内線、東西線、千代田線、半蔵門線、都営三田線)が大手門に最も近く、段差なしで徒歩約5分です。東京駅の丸の内側からは、平坦な舗装路を歩いて10分。いずれの駅もホームまでエレベーターがあります。 | バリアフリー確認済み |
| 補助犬同伴ポリシー | ハーネスを着けた補助犬は東御苑に入園できます。ペットなどの動物は入れません。個別のご要望は門の係員にご確認ください。 | 一部確認済み |
概要
東御苑は、現在の皇居のうち、無料で一般公開されている区域です。江戸城本丸跡と三の丸跡を中心とした敷地で、1868年まで徳川幕府の居城だった場所にあります。皇居の本丸より外側にあたる吹上御苑や宮殿などは予約なしでは見学できませんが、東御苑は予約不要で入園できます。
もっとも人気があるのは、本丸の頂上に広がる本丸広場です。1657年の明暦の大火で焼失するまで天守がそびえていた場所で、現在は緑の芝生広場になっています。北端には旧天守の石垣が今も残っています。
車椅子利用者のおすすめ入口
メインの入口としておすすめなのは、南東側の大手門です。大手町駅C13b出口(エレベーター付き)から徒歩2分、東京駅の丸の内側からは10分。大手門は江戸城の正門にあたる歴史ある門で、櫓の脇にある石畳の通路は段差なく通り抜けられます。
門を入ったら、中央の通路を直進して三の丸尚蔵館へ向かい、そこから本丸へとつながる緩やかな舗装スロープを上ります。本丸広場までは500mほどで、標高差は約15mです。
敷地内で見どころとなる場所
大手門 江戸城の南東を守った正門で、戦後に旧来の石垣の上に再建されました。枡形と呼ばれる正方形の門構えは、江戸期の門の様式として現存する最大級のものです。
三の丸尚蔵館 三の丸南端にある皇室コレクションの小規模な美術館。入館無料で、入口は段差なし。
本丸(本丸広場) 旧江戸城の頂上部分にあたり、サッカーグラウンド2面分ほどの広さの芝生広場です。古い石垣に囲まれ、舗装されたスロープで上がれます。北端には旧天守の石垣が残っています。
城壁 本丸を囲う石垣はほぼ完全な形で残っており、外周路から眺められます。門の高さから15mほどの城壁がそびえます。
二の丸庭園 本丸東側の斜面にある小さな池泉回遊式庭園。舗装路で結ばれており、中央通路から段差なく入れます。
トイレと休憩スポット
多目的トイレは3つの門と三の丸尚蔵館に設置されています。大手門入口のトイレは最も広く、大人用おむつ替えスペースと手すりが備えられています。
ベンチは中央通路沿いと本丸広場に配置されています。二の丸庭園には、池のほとりに屋根付きの席があり、段差なく利用できます。
アクセス
地下鉄 東京メトロ丸ノ内線、東西線、千代田線、半蔵門線、または都営三田線で大手町駅へ。C13b出口(エレベーター付き、大手門から徒歩2分)をご利用ください。
JR JR東京駅(丸の内側)から、永代通りを歩いて10分の段差のない経路です。丸の内側は歩道が広く、雨の日には屋根付きの回廊も使えます。
バス 大手町や東京駅周辺を経由する都営バスがあり、いずれの門も徒歩5分圏内です。バスはノンステップ車にスロープを備えています。
福祉タクシー 夜間の送迎は車椅子対応タクシーを事前予約しましょう。降車場所は大手門、または東京駅丸の内側の出口がおすすめです。
車椅子で訪れる方へのヒント
火曜日、水曜日、木曜日、土曜日、日曜日の午前中の訪問がおすすめです。月曜日と金曜日は休園日。朝の光が東側から本丸の城壁を照らします。
飲料水を持参してください。本丸広場には日陰の席がありません。夏場は中央通路の木陰や二の丸庭園が休憩に向いています。
東京駅とのセット訪問が便利です。東京駅丸の内駅舎は日本でも有数の美しいバリアフリー駅で、丸の内側を段差なく通り抜けるだけで、東御苑との行き帰りに好都合な経路になります。
三の丸尚蔵館は最後に。三の丸南端にある皇室コレクションの小さな美術館は、エレベーターつきで段差のないショップも併設しています。敷地内で最も静かな屋内スポットです。
基本情報
住所 東京都千代田区千代田1-1。入口 大手門、平川門、北桔橋門。いずれも段差なし。開園時間 9:00〜17:00(夏季)、9:00〜16:30(春・秋)、9:00〜16:00(冬季)。月曜日と金曜日は休園。入園 全ての来園者が無料、予約不要。所要時間の目安 1.5〜2時間。
周辺のバリアフリー観光地
東京駅の丸の内側とKITTEは徒歩5分の段差なし。三菱一号館美術館は、丸の内を抜けて徒歩10分の段差なしルートです。東京国立近代美術館は、平川門から北へ徒歩6分。
このページの確認方法
最終確認日 .
情報源: